ピピの錬金術士 ビリーのアトリエ
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No.346
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「お…お目にかかれて光栄です魔王様!鬼族族長ボルゲーノの妻で、今は族長代理をしておりますビリーと申します!」 慌てて我に返り自分も名乗って頭を下げるビリー。すると魔王リリーは急に砕けた表情になって言った。 「うふふ…あなたがビリーさんね。話には聞いていました。まさかあのボルゲーノが特定の女性を妻に向かえるなんてねぇ…」 その妙に親しげな話し方にビリーも何だか拍子抜けした。今、目の前に居る相手が魔族の頂点に立つ存在…魔王であるという事を思わず忘れてしまいそうになる。魔族についてはビリーも幼い頃から近所の老人や、または寝る前に枕元の親に飽きるほど聞かされてきた。…理性を持たず、凶暴で、破壊と殺戮の中にのみ悦びを見出し、体格も腕力も人間に遥かに優り、容赦なく生き物を殺し、その血をすすり肉を喰らう…そんな魔族のイメージと目の前の美しい女性は全く懸け離れた物だった…。
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