剣の主
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No.342
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「トホホ…えらい出費だぁ…」 (だから無理するなって言ったのに…) 衛士府に戻る道すがら、泣きそうな小声で呟くアブラハムにセイルは半ば呆れ、半ば同情の視線で見ていた。 (やっぱり僕らの食事代を返すか…いや、受け取らないよな。何か別な形で返す方法は…) セイルはそんな事を考えながら歩いていた。 一方、いまいち事情を知らないアルトリアはアブラハムの手を取り、少女のように目を輝かせながら感謝の気持ちを伝えた。 「アブラハム殿、今日は実に有意義な昼食を堪能させていただきました。次にご一緒する機会がございましたら是非また王都内の名店を教えてください」 その言葉でアブラハムは瞬時に復活した。 「ア…アルトリアさん!…解りましたぁ〜!!このシャフィーク・アブラハム!貴女のためならば喜んで全俸給でもお捧げいたしまぁ〜す!!!」 「落ち着けアブラハム!」 「おぉ!!それは本当ですか!?」 「お前も煽るなーっ!!」
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