謎の岩
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俺は荷物からボーラを取り出すと、威嚇するように両手で構え振り回してみせた。 獲物の貧弱な反抗に黒い男は嘲るような笑みを浮かべて、ハンマーを振り上げて脅すような大振りな攻撃をしてくる。 全力が込められたような力強い一撃が地面を揺らした瞬間。俺は男の手首めがけてボーラを投げつけた。 ハンマーを握る両手首に紐が引っ掛かった瞬間、遠心力によって加速した分銅は瞬く間に彼の両手を縛り上げた。 男が鬱陶しそうにこちらを見た時に合わせてもう片方のボーラを投げつけると、野太く頑丈な首に纏わりついてキュルキュルと締め上げていった。 せいぜい少し息苦しくなる程度ではあるが、両手を封じられているため外すのも面倒くさそうだ。 こちらを舐めてるためか、ハンマーを手放してボーラを外しにかかる。己を傷つける手段が無いと確信してるためか、それほどこちらに意識が向いていない。 その油断をついて荷物からスリングショットを構えると、男の脇腹や内腿めがけて鉄菱を撃ち込む。
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