おてんば姫、ファニーの冒険
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No.33
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しばし沈黙。 「………フッ」 「あーっ!あなた今、鼻で笑ったわねっ!」 ファニーは胸ぐらをつかみ、店主の頭をシェイクし始めた。 「どうせ『お前みたいな小娘に上級武器なんか扱えるわけない。おもちゃの包丁がお似合いだ』とか思ってるんでしょっ!」 いいかげん船酔いに似た嘔吐感を感じ始めた頃、店主は観念して「…分かった」と小さく呟きました。 「…先に…入っててくれ」 店主はドアの鍵を開けると、フラフラとカウンターの方に戻って行きました。 「……ウォエッ!」 「うっ、汚いなぁ」 その部屋の中心には、一体の石像が置いてありました。 体は大人の人間だが、頭が無く、代わりに腹に大きな口があり、腕は4本も付いています。 「何これ…気持ち悪い」 近づいて石像をよく見ると、4本の手にそれぞれ違う形の剣を持っていました。
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