剣の主
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No.326
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掛けるべき言葉も思い浮かばないし、むしろ中途半端な慰めの言葉など、かえってセイルを惨めな気持ちにさせるだけだと思ったからだ。 その頃、王都の一角では… 「ひい、ふう、みい……ケッ!銅貨15枚か…相変わらず街娼の稼ぎはシケてやがんなぁ…」 あの男が娼婦から奪った金の感情をしていた。 ふと彼はセイルの顔を思い出してニヤリと笑って呟く。 「ククク…とんだ甘チャンだったなぁ…」 翌日、セイルは衛士府に出仕するや否や、何やら思い詰めたような顔で中隊長の所へ向かった。 「ど…どったの…?」 「中隊長殿!暫くの間お暇をいただきたく思い、お願いに参りました」 「えぇ!?いやいやいやいや…一体何があったっていうの?病気や特別な事情でもない限り長期休暇は認められないよ?」 「なら衛士府を辞める事になっても構いません!僕にはどうしてもやらなければならない事があるんです!」 「ま…まず事情を聞かせてもらっても良いかな?」
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