剣の主
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No.323
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やがて事を終えた娼婦は客と別れて一人となった。 セイルは一応事情を説明しておこうと娼婦に歩み寄り、話し掛けた。 「あの…ご苦労様です…」 「?…誰あんた?」 「実は僕、あなたのお兄さんに頼まれまして…」 ところが… 「お兄さん?何言ってんのよ。私には親兄弟なんて居ないわよ」 「……へ?」 セイルは訳が解らなかった。 これは一体どういう事なんだろう? あの人は確かにこの人を妹だと言った。 彼は嘘を吐いていたのか? 嘘だとしたら、どうしてそんな嘘を…? その時、アルトリアの声がした。 (…セイル様、もしかして彼が街娼殺しだったのでは…?) 「…あっ!」 そう考えると全て辻褄が合う。 セイルは全速力で先ほど男と別れた場所へと走った。 (…頼むから無事でいてくれ…思い過ごしであってくれ…!)
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