剣の主
-削除/修正-
処理を選択してください
No.319
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
どうも物陰に隠れて何かを伺っているような様子だ。 「なんか怪しいな…ちょっと僕、行って確かめてみます!」 「あ!ちょっと待ってよ〜」 娼婦が止めるのも聞かず、セイルは男の元へと走った。 「ちょっとあなた!そこで何をコソコソしてるんですか!?」 「うわぁっ!?び…びっくりしたぁ!」 セイルが後ろから声を掛けると男は慌てて飛び上がった。 痩せていて、どことなく気弱そうな感じの男だった。 「驚かせてしまったのなら失礼しました。…で、何をなさっていたんです?」 「い…いやぁ、それが…そのぉ…」 なぜか口ごもる男。 これはますます怪しい。 そこへ、先程の街娼がセイルを追って来た。 「ちょっと、いきなり一人にしないでよ〜。なんか怖いじゃないの…」 「あ…ごめんなさい…」 その遣り取りを見ていた男はポンと手を叩いて言った。 「…あぁ!ひょっとして君もかい?」 「…はあ?何ですか?」 「またまた〜、隠すな隠すな♪」 男は急に人懐っこい笑みを浮かべ、肘でセイルを小突いて来た。 セイルは訳が解らない。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
剣の主
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説