剣の主
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No.318
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予想外の流れにセイルも驚く。 衛士達は言った。 「ああ、俺らだって連続殺人鬼が王都内に野放しってのは正直、気持ちの良い状態じゃないしな」 「それに君見てたらなんか自分が新人だった頃の事思い出しちゃったよ。いつの間にか、つまんねえ大人になっちまってた…忘れてたよ」 「俺もなんかやる気出て来たわ。微力ながら手伝わせてくれないかな」 「み…皆さん、ありがとうございます!」 こうして、セイルの地味ながらも真摯な行動は、少しずつではあるが衛士達の意識を変えていったのである…。 そんなある晩の事。 「こんばんは、今夜も冷えますね〜」 「あら坊や、今夜も見回りご苦労様…ほんと、もうすぐ五月だってのに寒いわよねぇ〜」 セイルがいつものように顔見知りの街娼と世間話をしていた時だった。 「…ん?」 「どしたの、坊や?」 「いや、あそこに居る男の人…あんな所で何をしてるんでしょう?」 セイルの指差す先には一人の若い男の姿があった。
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