剣の主
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No.315
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「人って?」 「近ごろ王都を騒がせている連続街娼殺しの犯人です」 「あら怖い。そんなヤツ探してどうするの?」 「僕が捕まえてみせます!」 「「「……」」」 真顔で言うセイルに娼婦達はきょとんとしてしまう。 だがすぐに黄色い笑い声が起こった。 「キャハハハ!坊やが?」 「アハハハ!頼もしいわぁ〜」 「いや!僕は真剣ですよ!」 「フフフ…ありがとね、可愛い騎士様♪」 娼婦の一人がセイルの鼻をツンとつついた。 どうも本気には取られていないようだ。 「ま…まぁ、良いです。もし不審な人物なんか見かけたら、すぐ僕に知らせてください。この辺りを巡回してますんで…」 「「「は〜い♪」」」 娼婦達もからかい半分だ。 どうせ義憤に駆られた物好きな上流階級のお坊ちゃまの気紛れ。長続きはしないだろうと…。 だが、彼女達の予想に反してセイルは毎晩巡回に現れ、一週間も経つ頃には、すっかり顔馴染みになってしまった。
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