剣の主
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No.308
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「あぁ、構わぬ。気にするでない。それよりオルハンは元気でやっておるか?いずれは近衛隊幹部も夢では無いと皆噂しておるぞ?もしそうなれば士族階級では初の快挙じゃな…ハッハッハッ!」 総監は上級貴族の出身、能力というより家柄によって選ばれた人物だった。 いずれは更に上の地位に就く身である。 「あ…ありがとうございます、父は元気でおります。それよりも今日は別なお願い事があって参りまして…」 「ほ?何じゃ、申してみよ」 「はい、実は近ごろ巷で噂になっている街娼婦連続殺害事件について…」 セイルは事の次第を話し、総監に訴えた。 …我々衛士の使命は王都の治安を守り、人々が安心して日々を暮らしていける街にする事です。 それが、いくら遺族の訴えが無いからといって七人もの命を奪った凶悪殺人犯を野放しにしておくなんて、こんな事が許されていて良いはずが無いではありませんか。 どうか総監閣下のご判断で事件の捜査を命令してください…。 まあ早い話、融通を利かせてください…という事である。 主張は正しいのだ。 だが総監は微妙な顔で言った。
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