淫魔剣トリス
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「手の空いてるヤツはいないのか?」 「あ、あー・・・。いや、そーゆーわけじゃなくて、ね?」 てっきり手の空いているヤツがいないのかと落胆する俺に、モニクは歯切れの悪い返事をする。 何だ?魔術師か錬金術師がいるなら、さっさと紹介してくれればいいだろう? そんな俺のいら立ちが顔に出ていたのだろう。 モニクはあわてて手を振って弁明を始めた。 「あ、いえ、手の空いている魔術師ならいるのよ? ただ・・・その、魔術師にちょっと問題があるというか・・・」 「・・・問題?戦闘経験のない、半人前とかそういうことか? 少しくらいならフォローできるから、さっさと紹介してくれ」 『俺にはトリスがいるからな』。 そう思ったが口には出さない。俺の隣でニマニマと嫌な笑みを浮かべて、こっちを見ているからな。 それに俺もできのいい冒険者ってわけじゃないが、それなりに経験は積んでいる。 よほどひどい人材でもない限り、うまくやっていけるだろう。 するとモニクはしぶしぶと言った様子で、了承してくれた。
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