剣の主
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「お!何だ、何だ?随分良い女を侍らせてるじゃねえか!お前みたいなモヤシ野郎には勿体無いぜ!・・・どうだ姉ちゃん!そんな青ビョータンは止めて俺の女に成らねえか?」 そう言うとドルフは馴れ馴れしくアルトリアの肩に手を回した。 (あ!この馬鹿!!) 「無礼者!!」 僕の予想通り、ドルフの無礼な言動に、それでなくとも短いアルトリアの堪忍袋は一瞬で引き裂かれ、ドルフの股間と脳天に鋭い剣線が二つ走った。 「がうぉ!?!?」 幸いアルトリアは抜き身では無く、鞘に入ったままの剣でドルフを打ったのだが、男の急所を剣の鞘で叩かれたドルフは、余りの痛みに悲鳴も出せず悶絶した。 次の脳天への一撃で気を失ったのは、彼にとっては不幸中の幸いだったかも知れない。 「セイル様への侮辱は、この私が許さん!命が有っただけマシと思え!!」 アルトリアはそう言うと汚らわしい物を見るような目つきでドルフを見下し、僕はこれから彼の巨体を保健室まで運ぶ苦労と、何れ行われるであろう彼の復讐を想像して、短い溜息を吐くのだった。
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