おてんば姫、ファニーの冒険
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No.30
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┗セルジュ
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露店を覗くと、そこには様々な武具類が並べられていました。 「まぁ、このメイス、ミスリル銀で出来ていますわ。」 「この杖に刻まれている文字は古代王国の・・・」 ティーエとアンナが夢中になって品物を見ている横で、ファニーだけはつまらなさそうにその様子を眺めていた。 「ねぇ、おじさん。強い剣はないの?」 「剣ねぇ・・・大会が近いから、いいやつはみんな売れちまったよ」 「うーん、やっぱり」 しかたなく、露店の周りをブラブラしていると別の二人連れの客たちの話し声がファニーの耳に入ってきました。 「まったく、ろくな剣が残ってないな」 「しょうがねーよ、大会まであと三日だし」 「やっぱ、あの店に行ってみるか?」 「例の裏道りのか?あそこやばい店だって聞いたぜ」 「やばいからこそ、いいもん見つかるかもしれねーだろ」 しばらく話し合った後、結局2人はその店に行くことになり、露天を離れていった。 (ふっふっふっ・・・おもしろそう、後つけてみよっと) ファニーもこっそりと露店を離れ、二人の後を尾行し始めました。
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