メロン・ワールド
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No.298
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貝丞は戸惑った。ラグーナとミュラが同時に、彼の左右の目尻に口付けをしてきたのである。やがて二人の唇からは、何かの液体をすするような音がし始めた。 チュル……チュルッ…… ――ああそうか。俺、泣いてるのか…… 貝丞は状況を悟った。そう言えば確かに、視界が霞んで星がよく見えない。気恥ずかしさを覚えた彼は、どうにか涙を止めようと、まぶたを強く閉じたり開けたりした。するとラグーナとミュラが、涙をすするのを止めて唇を離す。 『ご主人様。どうか我慢なさらないでください』 「あの、俺は……」
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