剣の主
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No.296
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アブ・シルは言った。 「はぁ…もう四月も終わるってのに夜になると冷え込むなぁ…今年は寒いや…じゃあサッサと残りの順路を巡って帰ろっか!」 「「え…っ!?」」 その言葉にセイルとアブラハムは思わず絶句する。 「ん、どした?行くよ〜?」 「い…いやいやいやいや!ちょっと待ってくださいよ!」 「行くんですか!?行っちゃうんですか!?殺人事件ですよ!?」 「?…そうだけど?」 キョトンとした顔で聞き返すアブ・シル。二人は慌てて尋ねた。 「応援呼んで現場の検証とかしなくて良いんですか!?」 「犯人だってまだこの辺ウロついてるかも知れないでしょう!?非常線とか張らなくて良いんですか!?」 「あぁ…そういうのは遺族からの申し出があったらやるんだよ。我が衛士府の基本理念は“門前の殺人、訴え無くば検証せず”だからね」 例え正面玄関の前で殺人事件が発生しても被害者の遺族からの申請が無い限り捜査は行わない…という事である。
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