異界のミノケンタウロスとヤリマンの旅
-削除/修正-
処理を選択してください
No.29
┗
修正
削除
※残り修正回数=4回
ペンネーム
┗舞央
本文
彼らがどうなったのかグランは知らない。風の噂で相討ったらしいとは聞いたが…… ドレスに身を包んだ女たちはしばし呆然とした後、一斉に悲鳴を上げようと息を吸い込んだ。 「また面倒なことになるな」とグランが頭を掻いたその時、まとめ役らしき女が周囲を一喝した。 「良い女は我を忘れてはなりません! いかに情欲に焼かれようと、頭は雪原の夜空ように澄んだままにしなさいな」 それによって騒ぎかけた女たちは落ち着き、こちらを警戒しながら部屋の反対側に下がっていった。 先ほど一喝した女と、護衛もこなすらしい引き締まった肢体の女二人が残り、グランに笑顔で話しかけてきた。 「それで……精強なお顔立ちの戦士様。このような売女の巣にどのような御用で?」 「いや、突然失礼した。我も理解してないんだが……エメラルダ近郊の草原に居たところ、気がつけば此処に移動していたのだ」 グランも最低限の礼儀は持ちながら返事をする。 現状こちらも分かっていないと、包み隠さず伝えたのだ。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
異界のミノケンタウロスとヤリマンの旅
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説