蘇る魔神たち〜近代の戦い〜
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三人は戦場の方へと向かって歩いていた。 すれ違う者は居ない。 さらに、山の向こうからひっきり無しに聞こえていた砲撃音は次第にまばらになり、やがて無くなった。 それはすなわち足留め部隊が全滅ないし降伏したという事を意味していた。 中佐の話によれば、多くの将兵が魔族軍によって、まともな抵抗もままならぬままに殺されたが、全員が全員そうではなく、捕らえられた者も決して少なくないとの事だ。 ただ、魔族に捕らわれた人間が一体どうなるのかは今のところ良く解っていないのであった。 「例えばですよ…」 アレスは言った。 「…最初に出会うのがその隊旗を持って後退して来た将校さんとは限らない訳ですよねぇ…」 「何が言いたいのですか…?」 アレスをジロリと睨み付けて聞き返す魔導師の少女…エリーゼ。 「いや、ですから…前進して来た魔族軍とバッタリ…なんて事になったら…」 「その時は死力を尽くして戦うのみです!」 「たった三人ですよ!?」
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