剣の主
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No.288
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「もう、君は食べ物の事に関してだけは呆れるほど貪欲なんだから…」 「むしゃむしゃ…しかしセイル様“腹が減っては戦は出来ぬ”と申します。それに食べられる時に食べておかないと、いつ都が包囲されたり国内の流通が止まったりして食糧難にならぬともかぎりませんから…もぐもぐ」 「いつの話をしてるんだよ!?今は平和な時代なんだから、そんな心配しなくて良いんだよ」 「冗談です…本気になさらないでください」 「えぇ〜…」 そんな調子で毎日が平穏無事の内に過ぎていった。 ところがセイルが勤め始めてから1ヶ月が経とうという頃、一つの事件が起きた。 その日、セイルは夜番に当たって午後遅くに出仕した。 「では小隊長、アブ・シル、クルアーン・セイル、シャフィーク・アブラハムの三名、夜間定期巡回に行って参ります」 「うん、気を付けてな」 あのやる気の無い中隊長の部下に当たる中間管理者である小隊長に告げ、アブ・シルはセイルともう一人の新人を連れて夜警に出た。
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