剣の主
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駅馬車を乗り継ぐこと三日、僕とアルトリアは無事、王都イルシャマディーナに到着した。 「ここがイルシャマディーナですか…昔の面影がまるでありませんね」 「そりゃあ500年も経ってるんだから当然だろうね。さぁ、こっちだよ」 僕達は停車場から歩いて騎士学校に向かった。 騎士学校…正式には“イルシャマディーナ王立騎士学院”なんて仰々しい名前が付けられている。歴史は古く、国祖イルシャ・ルーナ女王が自ら街の少年少女達に剣術を教えたのが始まりだと言われているけど、真偽の程は定かではない。 当時は青空教室だったらしいが、今では王都の一角に広大な敷地を持ち、少なくとも300年以上前に建造されたという風格ある立派な校舎を持つ“一応”名門校だ。 “一応”と付けたのは入学資格が生徒個人の実力よりも家柄による所が大きいから。生徒の大部分は貴族や騎士の家の子弟なのである。 かく言う僕も実家が代々続く騎士の家系だったから入学出来たようなものだ…。
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