剣の主
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No.271
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┗とくめい氏
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「ほらほら、クルアーン君!早くしないと日がくれちゃうよ〜」 本当に救いようのない屑男アブ・キルは疲労困憊ながらも頑張って穴を掘ってるセイルを馬鹿にして楽しんでいた。 そして、流石のセイルも限界に達しようとした瞬間! 「はあはあ…はあはあ…(もうだめ!!げっ限界かもっ!)」 「おっおお!!(お坊ちゃま!倒れるかな)」 連日の疲労で倒れそうになるセイルをアブ・キルは待ってましたとばかりに期待の笑みを浮かべる。 「あっあれ!立てる?何か身体が軽い!」 「なんだよ〜何でだよ〜あそこは倒れるだろう!」 しかし、セイルは倒れず逆に重かった身体が軽くなり穴掘りを続けた。 倒れたセイルを更なる嘲りでイビル筈だったのに、肩透かしを喰らいアブ・キルは駄々っ子のように喚いていた。 疲労困憊していたセイルの身体が回復したのには訳があった。 実は姿を消しているアルトリアが、こっそりセイルに回復魔法を唱えて疲労を回復させたのである。 (良かったセイル様は何も気付いてないな。アブ・キルとやら!貴様如きにセイル様は潰させないぞ!) 怒りに満ちた表情でアブ・キルを睨みながら、アルトリアは奴をそろそろ始末する腹積もりであった。
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