剣の主
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No.27
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だが次の瞬間、僕はその考えを改めざるを得ない状況を目の当たりにした。 「…貴様、今“奴隷”と言ったな…?確かに私はこのお方に仕える身だが断じて卑しい奴隷などではない。…取り消せ。今すぐに!」 アルトリアはいつの間にか僕の腰の聖剣を抜いて男の喉元に突き付け、物凄い剣幕で彼を睨み付けて迫っていた。 「は…はいぃ、し…しいましぇん…」 可哀想な男はガクガクと震えながら涙目でアルトリアに謝った。 彼女がかつて女王に仕えた聖剣の聖霊である事をウッカリ忘れていた。そりゃあ奴隷なんて言われたら怒るだろう…。 「…セイル様も、私の身の上の説明が面倒だからと言って、適当にお返事などなさらないでいただきたい…」 「は…はい」 僕も思わず敬語で返事してしまった。 (奴隷という設定は無し…と) 僕はそう心に刻み付けた。
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