メロン・ワールド
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No.267
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だがもちろん、貝丞としては今考えていたことを正直に話すわけにはいかない。彼は曖昧な返事でお茶を濁そうとした。 「いやその、大したことじゃ……」 『そう? 大分考え込んでたみたいだけど』 「えっ?」 ラグーナの反対側から聞こえてきた声に、貝丞は振り向いた。ミュラもまた起き出しており、彼の顔を見つめていたのである。二人が目覚めるのに気付かなかったとは、確かに余程思索に没頭していたのだろう。 「…………」 それで、何を話せばいいのか。数秒の間、貝丞の中で時間が停止する。それを再び動かしたのはラグーナだった。
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