おてんば姫、ファニーの冒険
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No.265
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「い、いつのまに?!」 「貴様、離れろ!」 ラーストチュカが慌て、ジュラーブリクが叫ぶ。 アンナやファニーもミザリィを向いて身構える。 「うるさいわねぇ〜」 シュッ! 彼女はとっさに懐から何かを取り出すと、少し奥にいたムリヤに向けて投げた。 「ぬ?!」 とっさに避けたムリヤだったが、すぐ後ろの壁に当たってそれは弾けた。 ピカピカキラキラした小さなものが多数、ムリヤの周囲に舞う。 「いま父上に何をした?!」 大剣を抜き放ったジュラーブリクがミザリィを睨む。 「兄さん!あ、あれ!」 ラーストチュカがあわててムリヤを指差す。 「ぬうっ、父上?!いかん、様子がおかしいぞ!」 ジュラーブリクの叫びにラーストチュカとアンナがムリヤへと駆け寄り出した瞬間。 「オオオオ!!」 ムリヤはいきなり突進しだした。 「うひゃぁ!」 進路上にいたライズは抱きつくミザリィもろとも強引に突進を避ける。 「オオーー!」 ビリビリビリ!!! 洞窟を揺るがす雄叫び。ただの雄叫びではない。まだ残っていたデスコングや亡者の鎧といった護衛のモンスターが女たちの前に立ちはだかるが、彼らをその雄叫びだけで身動き取れなくした。
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