おてんば姫、ファニーの冒険
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No.253
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「あれ・・・後でどうしましょ・・・・」 背後の崩れた岩盤を見て言うラーストチュカ。この洞窟は彼女の父であるムリヤやその家族の家であり、いうなれば玄関をふさがれたようなものなのだ。 「咄嗟のこととはいえまずいな。外にも何名か残っている。下手をすると魔族たちが激怒して彼らを怒り任せに血祭りに上げかねん。」 すでにアンナも奥へ向かっていた。 「早く来てください!」 アンナが前で叫んでいる。 盛大に崩したとはいえ魔物たちも結構な人数だ。いきなりラーストチュカが岩盤に耳を当てた。そして耳を離して言う。 「やっぱり掘り返してるみたい。いろんな音がするわ。」 「時間がないようだ。とりあえず父上の所へ急ぐぞ!」 獣人の兄妹も急いで駆け出した。アンナはすでに先に行っている。 同じ頃魔物たちは。 「急げ急ぐのじゃ!」 ザラディエの眼前では何体かの魔物が掘り返している。護衛部隊として連れてきていたヒババンゴやがいこつ剣士やオークだ。 流石に魔物たちの力は伊達ではない。見る見る掘り返されてゆく。 「あと半分ほどか・・・。」
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