蘇る魔神たち〜近代の戦い〜
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あぁ…何でこういう風に自分から困難を買って出ようとする人って居るんだろうなぁ…とアレスは内心で泣きたい思いだった。 距離を置いて見れば尊敬に値する人種だが、その人種と行動を共にする事となると話は別だ。 全く別だ。 アレスは考える。 (今この人『頼みたい事がある』って言ったよね?上官のクセに“命令”じゃなくて“頼み”…その言葉が意味する所は…つまり…) つまり、これから言い渡される“頼み事”がとてつもなく困難である事を暗示している…ような気がしてならなかった。 しかして中佐は言った。 「…実はな、我々の撤退のために一部の将兵が前線に踏みとどまって敵を足止してくれているのだ。生還を期さぬ死の任務だ。彼らは事実上、人間とエルフの混成部隊だが、名目上はエルヴァン帝国陸軍歩兵第7連隊だ。…で、先ほど魔信(魔導通信)による連絡があり、それによると将校一名に連隊旗を持たせて後方に下がらせたので保護して欲しいと…隊旗だけでも味方の手によって無事に祖国に帰れたならば我々は安心して死ねると…」
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