剣の主
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No.247
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優しげな顔立ちをした色の白い青年が、王妃をたしなめながら頭を下げている若い男に言う。 彼の名はアルシャッド王太子。 アフメト4世と正妃シェヘラザードとの間に生まれた嫡男にしてイルシャ王国の次期国王の座を約束された“王太子”である。 「いいえ、王太子殿下。お気遣いありがとうございます」 そして三人目、こう言いながら頭を上げた若い男…いや少年と言っても良い年頃かも知れない…それは何とヤヴズ・ジェムその人であった。 「それにしてもジェムよ、ワムはそなたにとっても叔父であったはず…それを同じヤヴズ家の身でありながら、良く勇気を持って『彼が此度の事件の首謀者だ』と知らせてくれた。誠にそなたは私心無き臣下の鑑(かがみ)である。そなたは国の宝だ。本当に良く教えてくれた…」 王太子は優しげにジェムに語りかけた。 ジェムは応えて言う。
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