亡国の王子
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No.245
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馳せ参じている諸侯の一人、ノルトホフ子爵がとりなすように言うと、リードも同意した。 その言葉にバンセルも安堵したのを見て、リードも自身の席につく。 今日の朝食は炒めた野菜とベーコンを卵で和えたものや、スープ、それにいくつものパン。 リードもバンセルも、普段から食事に贅を尽くすタイプではないので、日常ではそんなに派手なメニューになることは無い。 それでも一流の料理人の手になる物で、上品かつ美味そうな香りを漂わせている。 各自の席に、要所を金細工で彩られた、女性の頭部と同じくらい大きくて丸いカップがある。 シンシアの乳房よりもおおきなこのカップは、レティシアが新婚の頃、バンセル公爵が彼女の魅力を永く伝え記念にしようとして彼女の乳房から型を取って作成したものだった。 デザートやスイーツを盛るのに用いられるもので、この時もクリームを乗せたプリンが入っていた。
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