剣の主
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No.243
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ドンッ ドンッ ドンッ 親子が食事を楽しんでいると突然、強く扉を叩く音が玄関の方から響いて来た。 「何じゃ?」 「見て参ります」 侍女の一人が玄関へと向かった。 「キャッ!?あ…あなた方は…一体こんな時間に何のご用ですか!?」 「どけ!!至急で宰相閣下に問いただしたい事がある!!」 何やら不穏なやり取りが聞こえてきたと思うと、どかどかと大勢の足音が近付いて来た。 「「ひいぃ〜!!」」 バムとブムは抱き合って震えている。ワムは額に嫌な汗が浮かんできた。 次の瞬間、食堂に武装した兵士達がぞろぞろと入って来た。ワムは怒鳴り付ける。 「な…何者じゃ貴様ら!!?ここをイルシャ王国宰相ヤヴズ・ワムの屋敷と知っての狼藉か!!?」 隊長らしき男が答えた。 「我々は国王陛下直属の近衛隊です!先日のアブシル・イムラーン殺害の件で宰相閣下に是非とも問いただしたき事がございます!」 「な…何ぃ〜っ!!?」 屋敷のあちこちからガシャーン!パリーン!と物の壊れる音がする。 どうやら家捜しをしているらしい。
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