おてんば姫、ファニーの冒険
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No.243
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「そんなこと言わずに、助けてください。このままだと全員が魔族に殺されますよ」 アンナは声をからしてライズに助けを求める。 「そう言われてもね、これじゃ立ち上がることもできないし」 そう言ってスライムとの格闘を続けるライズ。 あくまでもファニー優先の態度を崩さないライズ。 しかしながら、このままだと魔族にやられるのは確実である。 (仕方ない、先にこいつらを倒してから、追いかけるしかないか) ファニーの方は、恐怖で体の震えが止まらなかった。 アイラ島での剣術大会で対峙したシャーリーも、恐ろしいまでの闘気を放っていたが、この山のヌシはそれ以上だった。 「あ、ああ・・・」 そんな声にもならないうめき声を上げることしかできなかった。 ムリヤは四つん這いになってファニーに近づいた。 そしてファニーの体の上に、覆い被さるような体勢をとった。 そしてペロペロと、ファニーのほおを舐め始めた。 「あれ・・・」 その優しい感触に、ファニーは少し落ち着くことができた。 よく見ると、目はつぶらで、可愛いと言えるほどだ。
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