亡国の王子
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リード達はいつも会食の時に用いている会食の間に集まった。 まず目に入るのは、大きな肖像画。シンシアとユリウスの母である、今は亡きレティシアを描いたものだ。 彼女は娘のシンシア以上に大きな胸を胸元が開いた白いドレスに包み、優しく佇んでいる。 いつ見てもリードは思うのだ。ものすごく素敵な美人だと。 幼き日には何度か、生前のレティシアと会ったが、綺麗なだけでなく優しく、滲み出る人柄が美しさを増幅させていた。 記憶の中で美化されている部分もあるにせよ、この母親なればこそシンシアやユリウスが生まれたのだと思わせるだけのものがあった。 そして会食の間には、すでにバンセル公爵や騎士たちの何名かが席についていた。 彼らが立ち上がり、迎える。
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