剣の主
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No.240
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アフメト王の怒りは大変な物だった。 王宮に戻った彼はすぐさま近衛隊に召集をかけて命じた。 「草の根を分けてでも犯人を見つけ出して厳しく処罰するのじゃ!!!」 「「「はっ!!」」」 …しかし、犯行は極めて鮮やかな手口で行われており、残された証拠と言えばイムラーンの命を奪った矢一本のみ。 捜査は難航し、何の動きも無いまま一週間が過ぎようとしていた…。 その夜、宰相ヤヴズ・ワムの邸宅では、いつものように家族が食卓を囲んで夕食を楽しんでいた。 「もぐもぐ…この肉、美味いんだな〜」 「んん〜、こっちの魚もなかなか…くっちゃくっちゃ…なんだな〜」 「バム、ブム、食べながら喋る物ではない」 「まあまあ父上、そんな固い事言いっこ無しなんだな〜」 「そう言えば父上、宰相の仕事にはもう慣れたのかな?」 「うむ、父上(セム)が引退前に王妃・王太子派の政敵共を一掃してくれたお陰で万事とてもやりやすい。他の派閥も大人しいし…本当に父上には感謝せねばなるまい」
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