剣の主
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No.233
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ペンネーム
┗とくめい氏
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この醜く肥え太った双子の従兄達への殺意を必死に抑えながら、ジェムは静かに中庭を去った。 (何とかお祖父様を説得して考えを改めてもらわねば…。こんな醜悪な豚共にヤヴズ家の家督を奪われたら末代までの恥だからな!) 「およよ!ブム!ジェムの奴、どっか行ったぞ?」 「兄さん。あいつも自分の立場を解ったんだよ!ぶひひひ、あいつは御祖父様の寵愛を傘に今まで、僕等を馬鹿にしてたらかね!」 「でも、これからはそれも無いからな!ぶひひひひ〜」 従弟ジェムがいなくなったのに気づいたバムとブムはジェムが尻尾巻いて逃げたと解釈して高笑いする。 しかし、それは大きな間違いなのと同時に、バムとブムと彼等の父親ワムは身をもってジェムの恐ろしさを知る事になるのである。
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