魔剣使い
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No.230
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魔剣の意見はわざわざ訊ねるまでもなかった。あの剣は、そういう仕事がしたくてたまらないのだ。 だが彼は、一つ問題があることに気付いた。魔剣の魔力は、彼が与えているわけではないという問題だ。 彼は恥をしのんで、魔剣の力の源についても話すことにした。 「……というわけで、魔力の補給に金がかかるんです。娼婦買う分も、経費に認めていただきたいんですけど」 ゼノバ長官は少し考え込むようなポーズをとった。 難しいのだろうか、とタナハは少し後悔した。 考えてみれば警衛使庁は社会の風紀紊乱を取り締まる立場だ。この時代、買春は別に非合法ではないが、警衛使庁から出る予算として認められるものでもあるまい。 長官は数秒考えたのち、秘書を呼び出し、彼女にこう命じた。 「都市防衛対策室のエルヘ君をここへ」
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