死後の人生
-削除/修正-
処理を選択してください
No.23
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗@匿名
本文
「いっ!」 基準を計れるものになるのは曇りガラスに見られる生徒の影。教室後方の廊下側にあった席の1つ前の席を越えた辺りで電気ショックを浴びた。 (なるほど) つまり出現した場所、教室後方の廊下側の席の後ろから、半径何メートルかの範囲で移動できると推測できる。 (死んでも教室の隅なのね) 自嘲しつつ戻り、改めて教室を見渡した。 2年生の時も同じクラスだった生徒、1年生のときも違うクラスだった生徒。新鮮なクラス編成に見えるが、共通しているのは、誰も助けてくれなかったということ。 同じ学年の生徒はおろか、全学年の生徒、教師も含めて、全員。 板書をしている国語教師、寺島楓(てらじまかえで)を無意識に睨む。彼女だけこちらを向いているから自然とそうなってしまう。 しかしそれだけ。あそこに行けるか試すよりも、クラスの中にいじめた張本人たちがいないか探し霊気を取り込ませる方が優先。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
死後の人生
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説