蘇る魔神たち〜近代の戦い〜
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エルヴァン帝国は“帝国”の国号を冠してはいるものの、実際は“連邦”だ。 皇帝と皇帝に忠誠を誓う貴族(地方領主)の連合である。 エルフによる統一国家は近代に至るまで無かった。 というか森に住み部族単位で狩猟採集の生活を送っていたエルフに国家など必要が無かった。 人間の国々が産業革命を経て近代化に成功し、他の種族を脅かし始めたため、それに対抗するために統一国家を作ったと言っても過言ではない。 それが証拠に百以上あったエルフ諸部族が数々の戦いを経て現皇家の名の下に統一されると、急速な勢いで近代化が実施された。 元来自尊心の高かったエルフがプライドを捨て“人間に学べる物は何でも学べ”といった勢いで、かつて彼らが畏怖と崇拝の対象としていた森林をバッタバッタと切り倒して殖産興業、富国強兵に邁進し、人間の国々が300年かけて歩んで来た近代への道程をわずか30年という短期間で成し遂げ、今や世界三大強国に数えられるまでになったのであった。
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