魔剣使い
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No.227
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「す、すいません。隠すつもりは…」 「なぜ正直に素性を明かさなかったか、想像がつくよ。なに、恐縮することはない」 彼は鷹揚にそう言った。 「しかし、詳しく教えていただきたいものだ。君は魔剣を売ろうとしていたわけだが…君がその、ジプタ・カーナの探していた魔剣使いなのだろう? なぜ売ろうなどと?」 どう説明したものかと、タナハは悩んだ。 適当に言いつくろっても、簡単に解放してはもらえないだろう。 下手に嘘を重ねて魔剣を押しつけたとしても、少し調べれば…魔剣本人が口を割れば、彼以外に使えない代物であることはすぐにばれてしまう。 いくつか言い訳を考えたが、どれもうまくいかなくて、彼は結局正直に話すことにした。そもそもの最初から。
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