死後の人生
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つまりここは、教室は教室でも彼がいた教室、2年C組。 いや、正確には彼がいるはずだった3年A組だった。 黒板の端には4月10日とあるので、彼を除いた生徒たちは新学期を迎えているのが分かる。 (にしてもだ) 慎重にドアに進み学年とクラスを確認することに成功した直哉は首を捻る。 アリスは屋上から出られないと言っていたのに、今いる場所は3年A組の教室。 余りに退屈で幻を見ているのかと自分の気を疑うが、先程の電気ショックは確かな痛みを伴っていた。 「あ……」 電気ショックを受けるということは行動範囲が制限されているということ。 今いる場所は教室後方の廊下側にある席の後ろ。電気ショックを受けたのは、1つ横の席の後ろを通過した辺り。 (じゃあ……) 廊下に出る。廊下に出ることはできた。教室を確認できたことに納得。 次は少し前進してみる。
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