大陸魔戦記
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No.218
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そんなジルドの様子などお構いなしに、セリーヌは彼の背に手を回し、離すまいと強く抱き締める。 「ジルド…我の頼みを聞いてくれるか」 顔を上げ、潤んだ瞳で懇願するセリーヌ。その整った顔に、彼はしばし見とれてしまう。 「……今宵…我を、抱いて欲しい」 その言葉の意味を理解できず、しばしの間硬直してしまう。 静寂が、辺りを支配する。重なり合った互いの胸から、互いの鼓動が、痛い程はっきりと感じ取れる。それは時が経つにつれて高鳴っていき、次第に早鐘のように激しく脈打つ。
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