剣の主
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No.216
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穴はセイルの腰辺りまでの深さになっていた(午前中いっぱい掘っていたが、木のスコップなので予想以上に時間が掛かるのだ)。 セイルは言った。 「もちろん解ってます。でも疲れたし、お腹も空いたので休憩を…」 「ハイ来ましたぁ!職務放棄!」 アブ・キルはパンッと勢い良く手を打って言った。 「平気な顔してやりかけの仕事を放り出す!さっすがクルアーン家のお坊ちゃま!仕事より昼飯だってさ!お兄さんもうビックリだよ!」 「いえ…お昼ご飯を食べたら、また戻って来て穴掘りを再開しますから…」 「僕ちんお腹すいちゃったんでちゅ〜♪だからお仕事なんて止めてオマンマ食べに行くんでちゅ〜♪」 セイルをからかうようにおどけて見せるアブ・キル。 寝起きなのでテンションも高い。 これにはさすがのセイルもカチンと来た。 「せ…先輩!いい加減にしてください!怒りますよ!?」 「うわっ!逆ギレしやがった!これがユルユル教育世代かぁ!自分の気に入らない事があると即キレる!怖ぇ〜!ユルユル世代怖ぇ〜!こんなのが将来のイルシャを背負って立つのかよ!?考えただけでもゾッとしちゃうぜ!」
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