剣の主
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No.215
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アブ・キルは女の話と同僚・上司のグチを二時間近くに渡って喋って喋って喋りまくり、やがて疲れたのだろう(あるいはさすがにネタが尽きたのかも知れない)、近くの木陰で昼寝を始めた。 (先輩は一体どういうつもりなんだろう?でもこれで掘るのに集中できるから良いか) ようやく煩わしい話から解放されたセイルは穴掘りを続け、今に至るのである…。 カーン…カーン…カーン… 昼休みを告げる金の音が鳴り響く。 「…んぁ?もう昼か…ふあ〜あ、よく寝たぁ〜」 アブ・キルは目を覚まし、気持ち良さそうに伸びをした。 ドルフあたりならブチ切れて殴りかかっているであろう態度だが、人間が出来ている(ヘタレな)セイルは汗を拭ってアブ・キルに言った。 「はぁ…それじゃあ先輩、僕、お昼に行って来ますね…」 「は?何言ってんの?クルアーン君」 「え?…いや、お昼休みなので…食堂にお昼ご飯を…」 「いやいやいや、穴掘り、まだ終わってないよね?俺最初に何て言った?“大人の男がすっぽり入れるぐらいの穴”って言ったよね?」
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