ダンジョン王の日記
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No.214
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712年9月2日 晴れ 昼過ぎにニナの様子を見に行ってみると、ニナは遺跡の部屋の隅で膝を抱えて泣いていた。私の姿を見て、大袈裟な悲鳴をあげる。 ニナは結局隠し扉を開けることが出来なかったのである。そして、解錠に失敗した自分は殺されてしまうと考えたらしい。 その突飛な思い込みは、盗賊の父親に仕事でヘマをしたら売り飛ばすと脅されて育った弊害のようだ。世の中には過激な家庭環境があるものである。 殺すつもりはないとなるべく優しい言葉で慰めた後、少し待っているよう言って私は盗賊のアジトへ向かった。
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