守りの巨木
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グニョオオォォオ 周囲の空間の歪みは一層激しくなっていく。引き伸ばされた時間の中では、迫ってきているはずの仲間達は殆ど静止している様にすら見える。 視界に広がる光景が大木を軸にゆっくりと回転をし始めた。まるで走馬灯のように、男の人生の記憶が早送りで再生されていく。 「そうだ…俺は…」 そして彼は思い出す。自分が何者なのかを…。 「俺は白い連中に集落を滅ぼされ、生きるために住む場所を探しに旅に出た戦士だ!」 男は叫んだ。自分の使命を思い出すと同時に彼は全てを悟り、そして理解した。 男の中にあった白い軍団への憎しみ。それこそが、この木を成長させ巨木へと変えた力の正体なのだと。
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