マッスル・ウィッチ
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「この武門の国家の世継ぎとして相応しく育て上げてみせよう」 その表情は美少女ながら、まさしく雌獣のようであった。 その頃、公子の護衛騎士ソニアは王宮の庭で剣の稽古をしていた。 尚武の国らしく、女子と言えど剣を嗜む者は多い。 貴族であれば猶更で、特に貴族の女子が通う王立の女学院ともなれば嫁入り修行の一環として剣術が入っている程である。 とは言え、いくらヴァ―ランドでも殆どの女子は女学院卒業後結婚する道を選ぶのだが、中にはソニアのような騎士を志す者もいる。 その大半は嫁の貰い手が無いような者なのだが、ソニアは逆に抜群な器量の持ち主だった。 見合い相手に事欠かないソニアだったが、それに見向きもせず騎士を志し、公子の護衛騎士と選ばれたのだ。 これはある意味、女騎士にとって最高の栄誉とも言える地位で、もしかすれば公子の妾、悪くとも最側近と言える立場だ。 無論、本人もそれを誇りにしていた。 そのソニアだが、少々苛立っていた。 その苛立ちの原因は・・・ あの魔道士だ。
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