死後の人生
-削除/修正-
処理を選択してください
No.21
┗
修正
削除
※残り修正回数=4回
ペンネーム
┗@匿名
本文
「トイレでヤったのかな……」 あの唇に肉棒が突っ込まれたのか。希は桜庭のそれにしゃぶりついたのか。 自分のファーストキスの唇があいつの陰茎を咥えたと思うと直哉は腸が煮えくり返る思いだった。 その時。 周囲の光景が一変した。開放感溢れる青い空が消えてなくなり、見覚えのある風景が広がっていた。 「あれ!?」 正面には黒板。 規則正しく並んだ机と椅子、そして椅子に座っているのは見覚えのある制服を着た人たち。 「なんだこれ!?」 そこは紛れもなく教室の中だった。 夢かと辺りを見渡すと、教室後方の窓際に花瓶が置かれた席があった。 (まさか……) まるで隔離されているかのように不自然なほど隅に寄せられたその席に足が向かう。 あれは、そう。 「いっつ!」 足の爪先にあの電気ショックを浴び止まる。 けれども遠目に見てもそれは間違いなく、自分の席。 掘り刻まれた忌み嫌う意味の言葉のせいで机が黒ずんでいるので間違えるわけもなかった。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
死後の人生
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説