淫靡な世界に生きる者達
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残った人間の女たちは当然抵抗した。 武器を手に戦う者、持てる知識を総動員して逃げ回る者。 そのやり方は様々だったが、大勢の魔物を前にわずかに残された人間の力など蟷螂の斧にすぎなかった。 今では人間という存在は魔物を楽しませるだけの存在となった。 まだ世界には魔物の目を逃れている人間がいるようだが、すべて狩り尽くされるのも時間の問題だろう。 現在の人類は女だけで、子供をつくることすらままならないのだから。 その一方で、魔物たちは大地の新たな支配者として、捕獲した人間(女)たちを自分の眷属としたり、街を作ったり、着々とその勢力を広げている。 近頃では魔物が集まって調教した人間たちを自慢し合うものもいるようだ。 反面、新しい獲物(人間)が入手しにくくなったことで、他の魔物を襲ったり狩りの邪魔をするいわゆる過激派が出てくるようになり、いろいろトラブルが目立つようにもなったが。 ちなみに仮面の男は、どちらかと言えば保守派。 自分から人様の持ち物に手を出すようなマネはしないが、自分の持ち物に手を出す不届き者には相応以上の対価を支払わせる。
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