謎の岩
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彼は俺の方を時々振り返るが、青ざめたその顔はかなり張り詰めた表情をしていて、額に流れる汗は走った暑さだけじゃないだろう。 かなり怖がられている。 「頼む!話を聞かせてくれ!」 俺が叫ぶと、少年はさらに怖くなったのか走るのをやめないで、それどころか走る足を速めた。 この地の事を彼に聞きたかったのだが、どうすれば聞いてもらえるのか。俺は考えながら追いかけた。 少しずつ距離が詰まっていく。 「うわあっ!!」 少年らしい、甲高い声を上げて少年が盛大に前に倒れる。 どうやら何かに毛躓いたらしい。 悪い事しちまったか……年端もいかない少年を傷つけたくなかったし。 「おい、しっかりしろ。追いかけてすまなかった。」 「いたたた………」 (何てこった) 今の転倒で擦れたか、衣装の腰元が破れている。 彼は気づいていないのか、片膝をついて必死に起き上がろうとするが衣装の短い裾から見える股座は、男ではありえなかった。 「女の子……なのか?」 「助けて!」
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