亡国の王子
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本文
リードの周りには彼の父、母、そして弟妹たちの幼い首までが並べられていた。 女魔族2人に押さえつけられた屈辱的な姿で、彼はジュリアを睨み付ける。 「殺さば殺せ!だが私を殺してもこの怨念は消えぬ!百度生まれ変わってでも貴様らを討ち果たしてくれる!!」 「こいつっ!」 怒り叫ぶリードを、右の女魔族が槍で押さえつける。 「ふふふ、意気軒昂ね。だけれど、もはやあなたは皇太子ではない。魔族に踏みつけられる哀れな人間のひとりにすぎないわ。」 余裕綽々、ジュリアは絶対的な自信のこもった声でリードに言った。 「ジュリア陛下、彼の首は昨日の王のように民の面前で刎ねてしまいましょう!」 魔族の1人がそう意見する。だが。 「それも考えたが、彼は殺しても面白くないわね。ふふ・・・・」 欲望に満ちた瞳を、リードへと向けた。
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亡国の王子
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