おてんば姫、ファニーの冒険
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No.193
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獣人の村を出た一行は昨日と同じく山を進んでいた。 先頭には土地勘のあるジュラーブリクとラーストチュカ、真ん中には艶やかな花嫁衣装を着たファニーとアンナ、しんがりにはライズが付いていた。 朝から不機嫌なライズは歩きながら腰の剣を弄り、鍔鳴りの音をカチカチ五月蠅く言わせている。 前を行くファニーはライズの様子が気になりつつもその理由が分からず、また彼のあからさま過ぎる態度を意外に思って、なんとなく声を掛けられないでいる。文句の一つも言えやしない。 それにさっきからずっと見られているような気がして、こそばゆい気持ちになる。とても不思議な気分だ。
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