おてんば姫、ファニーの冒険
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No.190
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3人は眠れぬ夜を過ごした。 翌朝、3人はそれぞれの決意をかためて出発した。 ファニーとアンナは互いに自分が犠牲になることで、もう一方の相手を救おうと考えていた。 そしてライズは、最悪の場合ボッキ茸の入手をあきらめようと考えた。 ヘンドリック王は鍛え上げられた武人である。 すでに初老の域であるとはいえ、その体力は壮年と変わりない。 うまく療養を続ければ、秋まで持つかもしれない。 たとえファニー王女がなんと言おうと、必ず無傷で連れ帰ようと思った。 一方の山のヌシであるムリヤは、今日も花の冠作りに精を出していた。 近頃は毎日のように花畑へ出かけている。 そうすると胸の心の内開いた穴が、少しだけ埋まるような気がするからだ。 以前は同族や人間種の女性を犯して気を紛らわせていたが、今はそんなことをする来もなくなっていた。 そこへ魔族の女神官達が現れた。 「ムリヤ様、今日こそは我らの話を聞いてもらいますよ」 彼らの姿を見て、ヤヌスは呆れた顔をした。 それは魔族の女神官達が、奇妙きてれつな格好をしていたからだ。 スクール水着にメイド服、リーダー格の女性は女子中学生の格好をしていた。
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