蘇る魔神たち〜近代の戦い〜
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二人は前線を目指し、ひたすらに歩き続けた。 少女はアレスの4〜5歩ほど前を歩いている。 やがて日が西に沈み初め、辺りは次第に闇に包まれ始めた。 一応街道だが、田舎道ゆえ街灯など一切無い。 綺麗に舗装され整備されている道の方が珍しいのだ。 日が完全に落ちると、辺りは本当に真っ暗闇になってしまった。 明かりと言えば夜空に輝く月と星々…それともう一つ…二人が向かう先に広がる山々…その向こう側の上空だけは不気味な程に赤々とした光に包まれていた。 更に、ドーン…ドーン…という遠い砲撃音がひっきりなしに聞こえて来る。 (たぶん山の向こう側は相当な激戦なんだろうなぁ……あぁ…行きたくねぇ…) アレスがそんな事を考えながら歩いていると、少女がギュッと腕に抱き付いて来た。 少しドキッとして見てみると小さくカタカタと震えている。 「…怖いんですか?」 アレスは思わず少女に尋ねた。質問を口にしてから後悔した。
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